麒麟

プロフィール
読み:きりん
結成年月:1999年 10月
出身/入社/入門:NSC大阪20期(1999年)
麒麟は、吉本興業に所属する日本のお笑いコンビで、1999年10月に結成されました。メンバーは、ボケ担当の川島明さんと、ツッコミ担当の田村裕さんです。
メンバー
川島 明(かわしま あきら) ボケ
性別:男性
生年月日:1979年2月3日
出身地:京都府 宇治市
身長:179cm
体重:65kg
血液型:AB型
趣味:ゲーム、競馬
特技:イラスト
出身/入社/入門:1997年 NSC大阪校 20期生
田村 裕(たむら ひろし) ツッコミ
性別:男性
生年月日:1976年12月3日
出身地:大阪府 吹田市
身長:180cm
体重:70kg
血液型:A型
趣味:読書、映画鑑賞
特技:野球、サッカー
出身/入社/入門:1997年 NSC大阪校 20期生
コンビについて
麒麟の結成秘話
性格の暗そうな色白の男が、目を血走らせながらピンでネタを披露していた——それが、まだNSC(吉本総合芸能学院)在学中だった川島明だった。高校の1年先輩とのコンビを解消したばかりの田村裕は、その圧倒的なネタ構成力と完成度に心を奪われ、授業後すぐに川島へ声をかけた。これが、のちに「麒麟」として名を馳せる二人の出会いだった。
1999年10月、NSC大阪校20期の同期として正式にコンビを結成。当初、川島は人見知りで引っ込み思案な性格から、同期たちの実力を見極めるため2回目の授業までは様子を見ていた。しかし、3回目の授業で自作のピンネタを披露し、見事に爆笑を獲得。ところがその時にはすでに周囲の生徒はほとんどコンビを組んでおり、唯一解散直後の田村だけが相方を探していた。川島の才能を直感的に感じ取った田村が声をかけ、二人は運命的にコンビを結成することになった。
「ネタの完成度が段違いだった」と田村が語るように、その瞬間から二人の漫才人生は大きく動き出した。お互いの性格も対照的で、田村の熱さと川島の冷静さが見事に噛み合い、「麒麟」という唯一無二の世界観を作り上げていくこととなる。
コンビ名「麒麟」の由来
当時の漫才界では、「チュートリアル」「ブラックマヨネーズ」「フットボールアワー」など、カタカナのコンビ名が主流だった。そんな中、川島は「漢字の名前の方がインパクトがあるのでは」と考え、あえて難しい漢字を使う方向に舵を切った。
候補には「薔薇」「憂鬱」「醤油」などもあったが、どれもしっくりこない。川島が「漫才の舞台に出てきて『憂鬱です』って言ったら、“帰れや”ってなるやろ」と笑いながら語るように、試行錯誤の末に最終的に「麒麟」が採用された。
田村が「一番マシやな」と言った一言が決め手となり、神聖で縁起の良い伝説の動物・麒麟を冠したコンビ名が誕生した。
ただし漢字が難しいため、川島いわく「ファンレターでよく書き間違えられる」とのこと。それでも、「麒麟」の名は瞬く間に全国へ広まり、今ではその名の通り“吉兆をもたらす存在”としてお笑い界に確かな足跡を残している。
各種SNS
経歴
受賞歴
実績
年表
| 年月日 | 出来事 |
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